害獣の侵入口らしい穴や隙間を見つけると、すぐに塞ぎたくなります。しかし、建物内に動物が残っている状態で封鎖すると、閉じ込めてしまう可能性があります。
先に確認するのは「今も出入りしているか」
フンや足跡、こすれ跡、夜間の出入りなどを確認し、現在使われている侵入口かどうかを見ます。
動物が中にいないことを確認してから封鎖する
追い出しや適切な対応を行い、建物内に動物が残っていないことを確認してから侵入口を塞ぐのが基本です。
巣や子どもがいる時期は特に注意
親だけが外へ出たタイミングで封鎖すると、屋根裏などに子どもが残る可能性があります。種類や状況が分からない場合は自己判断で進めないほうが安全です。
自分で捕獲してよいとは限らない
野生の鳥類や哺乳類の捕獲は鳥獣保護管理法で原則として規制されます。一方、ハツカネズミ・ドブネズミ・クマネズミは同法の対象外です。捕獲器の設置や殺傷を自己判断で行わず、必要に応じて自治体や専門業者に確認しましょう。
封鎖材は場所に合ったものを使う
柔らかい素材だけでは、動物に押し広げられたり、ネズミにかじられたりすることがあります。隙間の形状や建材に合わせて、金網や板金などを使い分けます。
一か所だけでなく周囲も確認する
目立つ穴を一つ塞いでも、別の隙間から再侵入することがあります。建物全体の侵入口候補を確認することが再発防止につながります。
高所や複雑な場所は専門業者へ
1年後の無料点検で安心!【街角害獣駆除相談所】侵入口を見つけた後の基本的な順番
- 侵入口と周辺の痕跡を写真に残す
- 夜間などに出入りしていないか確認する
- 動物の種類、成獣や子どもの有無、法令上の手続きを確認する
- 適法で安全な追い出し・捕獲等を行い、建物内に残っていないことを確認する
- ほかの侵入口候補も確認する
- 最後に侵入口を封鎖する
先に穴だけ塞ぐのではなく、「中に残っていないこと」を確認してから封鎖するのが重要です。
自分で塞ぎやすい場所・難しい場所
地面に近く、安全に手が届く小さな隙間なら補修できる場合があります。一方、屋根、軒下、狭い天井裏などは転落や踏み抜きの危険があるため、無理に作業しないでください。
封鎖後も再発チェックをする
作業後も物音、フン、かじり跡が増えていないか継続して確認します。別の場所に新しい痕跡が出た場合は、ほかの侵入口が残っている可能性があります。
種類が分からない場合は捕獲より先に確認
捕獲の可否や方法は動物によって扱いが異なるため、種類を断定できない状態で捕獲器などを使うのは避けましょう。自治体や専門業者へ相談し、必要な手順を確認してください。
「いなくなった」の確認は一晩だけで済まさない
一晩音がしないだけでは、活動時間が変わった、別の場所に移った、親だけが外出中などの可能性が残ります。作業前に確認したフンや出入りの跡が新たに増えていないか、調査・対応後にどの方法で残存を確認するかを業者と決めてください。穴が複数なら出入口の位置関係も調べます。生体が残る可能性があるまま一律に塞がないことが大切です。
動物ごとに対応を変える
ハクビシン、アライグマ、イタチ、コウモリなどは捕獲や殺傷に許可等が関わる場合があります。アライグマは外来生物法の手続きにも注意が必要です。捕獲器の設置や巣の撤去を自己判断で進めず、自治体の鳥獣担当へ確認します。ネズミ3種が鳥獣保護管理法の対象外でも、子どもやペットへの事故、毒餌の誤使用、死骸の回収などの安全管理は必要です。
施工前後に確認したいこと
塞ぐ穴の場所と数、建物の換気や排水を妨げない材料、施工前後の写真、保証と再点検の範囲を見積書に残してもらいます。賃貸や共用部では管理者に先に相談します。封鎖後に再びフンや音が出たら、別の経路や残存個体を再調査し、表面の補修だけで済ませないでください。
参考情報
確認日:2026年10月19日。
まとめ
侵入口を見つけても、すぐに塞ぐのではなく、出入りの確認、動物が残っていないことの確認、その後の封鎖という順番が重要です。侵入口の候補探しは害獣の侵入口になりやすい場所、捕獲が必要か迷う場合は害獣を自分で捕獲してよいかの法律上の注意点も確認してください。


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