害獣対策では、動物を追い出すだけでなく「どこから入ったのか」を確認することが重要です。侵入口が残っていると、同じ個体や別の動物が再び入り込む可能性があります。
軒下・屋根のすき間
屋根と外壁の接合部、軒天の破損、瓦や板金まわりの隙間は侵入経路になることがあります。高所は危険なので地上から目視できる範囲で確認しましょう。
換気口・通気口
金網の破れやカバーの外れがないか確認します。小さな隙間でも動物の種類によっては侵入できることがあります。
エアコン配管や配線の引き込み部分
配管を通した穴の周囲に隙間が残っていると、ネズミなどの侵入口になる可能性があります。
基礎・床下まわり
床下換気口、基礎のひび、増築部分の接合部なども確認ポイントです。
戸袋・シャッターボックス
外から見えにくく、人の出入りが少ないため、動物が入り込みやすい場所になることがあります。
侵入口らしい場所で確認したいサイン
- 黒ずみやこすれ跡
- 毛
- フン
- 破れやかじり跡
- 夜間の出入り
見つけてもすぐ塞がない
建物内に動物が残っている状態で塞ぐと、閉じ込める可能性があります。先に出入りの有無や動物の種類を確認してから封鎖することが重要です。
高所や屋根上は専門業者へ
屋根や軒先の確認は転落事故につながるため、無理に登らないでください。
1年後の無料点検で安心!【街角害獣駆除相談所】侵入口を探すときは「家を一周する」
一か所だけを見るより、建物の外周を一周しながら順番に確認すると見落としを減らせます。地面に近い場所から見て、次に外壁、最後に軒下や屋根まわりという順番で確認すると整理しやすくなります。
侵入口の近くに残りやすい痕跡
- 穴の周囲だけ黒ずんでいる
- 毛が引っかかっている
- フンが同じ場所に繰り返し落ちている
- 金網や木部に破損・かじり跡がある
- 断熱材や巣材のようなものが見える
穴そのものだけでなく、その周辺の痕跡を見ることで、実際に使われている経路か判断しやすくなります。
動物によって使いやすい侵入口は異なる
小さな隙間を使いやすい動物もいれば、屋根や軒下の比較的大きな破損部から入り込む動物もいます。そのため「この隙間なら小さいから大丈夫」と決めつけず、痕跡の有無まで確認することが大切です。
侵入口を塞ぐ前に確認したい3点
- 現在も出入りしている形跡があるか
- 建物内に動物が残っていないか
- ほかにも侵入口候補がないか
この3点を確認せずに一か所だけ塞ぐと、別の場所から再侵入したり、建物内に閉じ込めたりする可能性があります。実際に封鎖する前は侵入口を塞ぐ正しい順番を確認し、ネズミが疑われる場合はネズミの侵入口になりやすい場所も参考にしてください。
候補の穴と実際の出入り口を分けて記録する
見つけた隙間がすべて侵入口とは限りません。建物の平面図がなくても、玄関を起点に時計回りで「北側の配管」「東側の軒天」のように場所をメモし、全景と穴の近景を撮ります。撮影時に危険な高さへ上がらず、伸縮棒でつついたり手を差し込んだりしないでください。
周囲の黒ずみ、毛、フン、傷みが新しく増えているかを安全な距離から比べます。室内の音がする位置と外側の穴が近くても、壁内部で経路がつながるとは限りません。空気を通す換気口や排水のための開口は機能を残す必要があり、すべての隙間をコーキングで埋める判断は避けます。
封鎖工事を頼む際に確認すること
業者には候補ごとに「出入りの根拠」「建物内に残る個体の確認方法」「施工材料と換気機能への影響」「再点検の範囲」を示してもらいます。賃貸やマンションの外壁・共用部は所有者や管理者の了解が必要な場合があります。封鎖後も別の穴からの出入りや新しいフンがないか確認しましょう。
参考情報
確認日:2026年10月15日。
まとめ
害獣の侵入口は軒下、換気口、配管まわり、床下など家のさまざまな場所にあります。安全な範囲で痕跡を確認し、建物内に動物がいないことを確かめてから封鎖するのが基本です。


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