青梅市では、アライグマやハクビシンによる生活環境被害に対して防除事業を実施しています。
ただし、市の制度を利用すれば屋根裏の中まで駆除・清掃・穴ふさぎをすべて行ってもらえるわけではありません。捕獲器を設置できる場所や費用負担には条件があります。
ここでは、青梅市でアライグマ・ハクビシン被害に遭ったとき、市へ相談できることと民間業者へ依頼する部分を分けて解説します。
青梅市ではアライグマ・ハクビシンの防除事業を実施
青梅市では、生態系被害、農業被害、建物侵入などを防ぐため、アライグマ・ハクビシンの防除事業を行っています。
住宅や所有地で被害がある場合は環境政策課へ相談できます。農地の被害は農林水産課が窓口です。
市の資料では、2024年3月までの5年間にアライグマ208頭、ハクビシン25頭を捕獲した実績も案内されています。
相談後は痕跡調査を行い、条件が合えば捕獲器を設置
青梅市の案内では、住宅等の所有地で相談した場合、委託事業者が足跡や爪痕などの痕跡を調査し、条件が合えば捕獲器をおおむね2週間設置する流れになっています。
捕獲器の設置自体は無料とされていますが、餌代や侵入口の穴ふさぎなどは自己負担です。
建物内や床下には捕獲器を設置できない
重要なのが、青梅市の捕獲器は建物内や床下には設置できないという点です。
屋根裏にすみついている場合は、市の捕獲器設置だけでは建物内部の対策が完結しません。市は建物内対策について、東京都ペストコントロール協会への相談を案内しています。
屋根裏にいる動物がハクビシンかもしれない場合は屋根裏のハクビシンを確認するポイント、アライグマが疑われる場合は屋根裏のアライグマを見分けるポイントも参考にしてください。
穴ふさぎを急がない
青梅市では侵入口を塞ぐことを予防策として案内していますが、すでに動物が建物内にいる場合は順番が重要です。
親だけが外へ出たタイミングで塞いでしまうと、建物内に子どもが残る可能性もあります。
すでに物音やフンがある場合は、侵入口を見つけたときの正しい対処の順番を確認してから対応してください。
一般の人が自己判断で捕獲しない
青梅市は、都道府県知事の許可を得ていない一般の方がアライグマやハクビシンなどの野生動物を自分で捕獲しないよう案内しています。
姿を見かけても近づかず、罠を購入して自己判断で捕まえようとしないことが大切です。
法律上の考え方は害獣を自分で捕獲してよいかでも解説しています。
民間業者へ相談するなら何を確認する?
- 動物を何の痕跡で判断したか
- 屋根裏に残っている個体がいないか
- 侵入口を何か所施工するのか
- フン清掃・消毒は見積もりに含まれるか
- 追加料金が発生する条件
- 再侵入時の保証範囲
市の捕獲制度を利用した後でも、建物の清掃や補修が別に必要になることがあります。
業者選びから相談したい場合
対応地域・サービス内容は変わる場合があるため、申し込み前に最新情報を確認してください。
まとめ
青梅市では、アライグマ・ハクビシンについて市の防除事業を利用できる場合があります。ただし、捕獲器は建物内や床下には設置できず、餌代や穴ふさぎなども自己負担です。
屋根裏にすみついている場合は、市の制度と建物内対策を分けて考え、必要に応じて民間業者へ相談しましょう。
参考情報
確認日:2026年10月21日


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