東大和市で屋根裏から大きな足音がする、天井にシミができた、庭でアライグマやハクビシンらしい動物を見かけた――こうしたとき、「市役所で対応してもらえるのか」「業者に頼むべきなのか」と迷う方もいるでしょう。
東大和市では、アライグマ・ハクビシンによる生活被害に対して、防除事業を実施しています。条件に合えば、住宅敷地内の屋外に捕獲器を設置し、捕獲後の回収まで市の制度を利用できます。
一方、屋根裏など建物内への設置や、追い出し、穴ふさぎは市の防除事業の対象外です。この記事では、市の制度を使えるケースと、民間業者への相談を検討するケースを分けて解説します。
東大和市ではアライグマ・ハクビシンの防除事業を実施
東大和市では、アライグマ・ハクビシンによる生活被害に困っている市民を対象に、捕獲器の設置・回収を行っています。
市の案内では、捕獲器の設置と捕獲後の回収・処分は無料です。ただし、餌代は申請者の負担になります。
設置場所は、申請者が所有する住宅敷地内の屋外で、平らな場所に限られます。屋根裏や床下など建物内に罠を置いてもらえる制度ではありません。
捕獲器の設置期間は原則1か月
東大和市の防除事業では、捕獲器の設置期間は原則1か月です。設置中は、少なくとも1日1回の見回りが必要です。
また、申込みが集中する時期は、捕獲器の設置まで待つ場合があります。
「今すぐ屋根裏の騒音を止めたい」「フンや尿の汚れが広がっている」といったケースでは、市の捕獲器を待つだけでは解決しにくいこともあります。
2025年度は捕獲器設置116件・アライグマ66頭を捕獲
東大和市は捕獲実績も公表しています。令和7年度(2025年度)は、捕獲器設置116件、アライグマ66頭、ハクビシン3頭でした。
過去の実績を見ても、市内で継続的にアライグマ・ハクビシン対策が行われていることが分かります。
ただし、庭で見かけたからといって、屋根裏の物音の原因が同じ動物とは限りません。種類が分からない場合は、何の害獣かわからないときの確認方法も参考にしてください。
屋根裏・建物内の追い出しや穴ふさぎは専門業者へ
東大和市は、屋内への捕獲器設置、追い出し、穴ふさぎなどについては専門業者へ相談するよう案内しています。
屋根裏被害では、次のような対応が必要になることがあります。
- 動物の種類と活動場所の確認
- 屋根裏からの追い出し・必要な捕獲対応
- フンや尿の清掃
- 侵入口の特定
- 再侵入を防ぐ封鎖
- 断熱材や天井材の補修
侵入口を見つけても、建物内に動物が残っている状態で塞ぐのは避けましょう。詳しくは害獣の侵入口を塞ぐ正しい順番で整理しています。
東大和市で業者へ相談する目安
- 屋根裏や壁の中で物音が続いている
- 天井のシミや強い臭いがある
- フンが何度掃除しても増える
- 侵入口が屋根や高所にあり、自分で確認できない
- 市の捕獲器を置けない場所に被害がある
- 清掃・消毒・穴ふさぎまでまとめて対応したい
業者へ依頼するときは、総額だけでなく、どこまでが見積もりに含まれるかを確認してください。害獣駆除の見積もりで確認したいポイントも参考になります。
業者選びから相談したい場合
東大和市で建物内の害獣被害があり、どこへ相談すればよいか迷う場合は、害獣駆除の相談窓口を利用する方法もあります。
対応エリア、現地調査の条件、料金、保証などは申し込み前に最新情報を確認してください。
まとめ
東大和市では、住宅敷地内の屋外で利用できるアライグマ・ハクビシンの防除事業があります。一方、屋根裏など建物内の追い出しや侵入口封鎖は制度の対象外です。
庭での出没なら市の防除事業、建物内にすみついているなら専門業者というように、被害場所によって相談先を分けると対処しやすくなります。
参考情報
確認日:2026年10月24日


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